新年会@パークハイアット@2018年1月
●パークハイアットは新宿駅から結構遠くて不便なところにあります。 昔は自家用車で行きましたが、今回は仕事場から自転車で一旦帰宅し、地下鉄を乗り継いで都庁前駅まで行くという徒歩ルートを初めて試してみました。
●都庁前駅まではスムースに行きましたが、そこから歩いてホテルまでが結構大変。 このあたり、新宿中央公園や高速入り口などがあって、特に夜は実に殺風景でホームレスが結構います。 危険でさえあるエリアです。 実際、犬みたいにガードレールに立ちションしているホームレスもいたりして、その近くにいた女性が横目で怖そうにそれを見ながら、急いで横断歩道を渡って行っていました。
●はい、パークハイアットは徒歩で行ってはいけないところでした。 新宿駅あたりからタクシーを拾って乗りつけるのが吉のようです。
●さて余談が長くなってしまいましたが、今回も人数が多すぎるためレストランでの開催は難しく、ヴェネシアンルームという宴会場での会食。 フォアイエからの眺めが素晴らしく、広くて豪華で、待ち時間が苦になりませんでした。
●宴会場はこちら。 天井が高く、室内は広く豪華。 でも残念ながら食べられません。
●こちらがメニューです。
●メニューを見て驚いたのは、サラダ仕立てのアピタイザーと魚と肉の3つのお皿しかないこと。 これでそれぞれのポーションが少ない場合は、空腹を抱えたまま帰宅せざるをえなくなってしまいます。 比較的大食いの私としては一抹の不安を覚えるところ。
●開会の挨拶のあと、食事に先立ってシェフが出てこられてメニューの説明をしたようですが、よく聞き取れませんでした。 ま、メニューを見れば内容はわかりますが。
●パークハイアットといえば、昔は「ニューヨークグリル」が有名だったように思いますが、フレンチとなると「ジランドール」というレストランから料理を出しているのか、それとも宴会料理なのか、興味のあるところ。
●さてこちらが1品目のお皿。 真ん中に鎮座している薄いピンク色の物体は甘海老のタルタル。 うーむ、タルタルなんかにせず甘エビそのままの方が美味しいように思うけど。
●その他サラダ風な野菜類がきれいには盛り付けられていますが、量は多くはありません。 手が掛かっているようにはみえますが、お味には結びつかず。
●飲み物は、乾杯のシャンパンから始まり、白ワインと赤ワインが供されましたが、下戸の私はそれぞれ少しずついただく程度。
●さて2品目はもう魚料理。 鰆のポワレ。 ご覧の通りのポーションで、私の空腹は満たされずに終わるかと思いきや、何と途中から、欠席者やたくさん召し上がらないご高齢の会員の分のお皿が私のところに回ってきて、私の場合、ちょうどすべて2皿ずついただけることになりました。 おかげで空腹の心配はなくなりました。 でも鰆のポワレのお味は? 私は魚嫌いですし、中でも鰆のようなぼそぼそした淡泊なお味の魚は苦手ですので、評価は避けましょう。
●こちらがメインのお肉。 黒毛和牛ランプ肉のロースト。 ヒレ肉かと思ったら何とランプ肉とはね。 ちょっとがっかり。 見た目は結構きれいに見えますが、サーロイン好きの私が好むはずもないお味でした。
●90歳をゆうに超えておられる奥様がわざわざご自分のお皿を私のところまで持ってきてくださいました。 おかげでお肉も2皿いただき、さすがの私も結構お腹がいっぱいになりました。 その奥様の94歳のご主人はお肉を半分くらい召し上がっておられました。 さすが長生きされる方は違います。
●デザートはパンナコッタと苺のシャーベット。 これも2ついただけました。
●パンナコッタがどこにあるのだろうと思ったら、カップの下の方にへばりついていました。
●そういえば食事も終わりに近い頃に、友人のK氏が私の席にいらして、小声で「今日の料理、どう思う」と尋ねて来られました。 私は「冴えないね、宴会料理ですね」というと、K氏も我が意を得たり、という雰囲気。
●場所と雰囲気とウェイターの数は良かったけど、肝腎の料理がイマイチ。 まあ宴会料理に毛の生えた代物で、とてもパークハイアットというブランドのレベルには達していませんでした。 それにしても若いウェイターの数が半端じゃなかった。 早い話が人件費を食べに来たようなものか。