四川蘭の会＠2018年1月＠四川豆花飯荘

 ●井上シェフになって2回目で今年最初の四川蘭の会です。 こちらがメニュー。

●飲み物はオレンジジュースに福寿草が入っているソフトドリンク。 今日はうちのテーブルにはお酒を飲む方が、一人しかいなかったので、私も紹興酒を2杯ほどいただきました。

●まずは6種前菜盛り合わせ。

●全種類ともいつもとは違ってちょっと手のかかっているお料理でした。 小柱のラオガンマーソースとか、クラゲもいつもとは違って細い切り方で菊とザクロの実が添えられていたり、牛すね肉金柑風味、白身魚、いつものよだれ鳥ではなく蒸し鶏でネギの味付け、それにカブの酢漬けなど。 次の料理を期待させます。

●続いてスープですが、フカヒレの上湯煮込み。 フカヒレも厚みがあって立派な姿煮。 それ以上にスープが美味しい。 相当に時間と手間をかけたことがわかります。

●次は大海老の生姜炒め。 まるでロブスターみたいな立派な海老です。 味も素晴らしい！

●こちらは本日のメインイベント、鴨の蒸し物。 丸々一羽の蒸し物です。 ただの蒸し物ではなく、ちゃんと詰め物がされています。

●これを井上シェフが目の前で切り裂いてくれました。 中の詰め物が見えてきます。 当然中の臓物やら骨などをあらかじめ取り除いた上で、詰め物をするのでしょうから、やはり手間がかかっています。

●各自に取り分けられてでて来たのがこちら。 今回は出席者が少な目だったので、一人分のお肉の量が私でも満足できるくらい結構ありました。 ただし鴨の塊肉の方はすでに美味しい部分が全部出てしまっているのか、多少ボソボソ気味で、それほど美味しくはないですが、何といっても詰め物の部分が美味しい。 この詰め物の部分に美味しさが集まっているのでしょう。 素晴らしい！

●次は旬の料理、筍の炒め物。 とても柔らかくて味付けも美味しい。 蓮の実、搾菜、干しエビなどと一緒に炒めてあるため、若干塩辛いという会員の方もいらっしゃいましたが、私には許容範囲。

●さて最後に驚かされたのがお食事。 なんと「いちごのお粥」。 皆さん初めての経験です。 台湾出身の中国人の会員の方もこういうお粥は初めてだとおっしゃっていました。 失敗すると悲惨そうですが、食べてみるとこれがなかなかいけます。 面白いアイディアでした。

●デザートは、ハッサクのプリンときなこのロールケーキ。 どちらも美味しいですが、特にハッサクのプリンは秀逸。

●というわけで、この日も井上シェフの料理は、蘭の会の口うるさい会員方にも大好評でした。 今後がさらに楽しみです。