老後の楽しみ:年に1回ファーストクラス世界一周

ワンワールド・エクスプロアラーによるファーストクラス世界一周旅行のほか、レストランでの食事や老後に備える準備などの備忘録です。

四川豆花飯荘ガラディナー@2018年3月

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 ●毎年恒例春のガラディナー。 今年もシンガポール本店から社長とリンダさんが曾シェフを伴ってやってきました。 今年は井上シェフの就任祝いも兼ねているようです。 パンフレットはこちら。

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●メニューはこちら。

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●6時半受付開始ですが、例によって私は暇なものですから自転車で一番乗りにかけつけました。 こちらで開宴の7時までシャンパンを飲んで待ちます。

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●挨拶の後に、ここでいつもの茶藝が披露されてからメイン会場へ。

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●いつもの通りスパークリングワインからはじまって、白ワイン、赤ワインが何種類か供されましたが、下戸の私は少しずつしか飲めません。

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●食事はまずは前菜6種盛りから。 さすがにいつもとは少しずつ違っています。

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空豆と唐辛子のニンニクソース。 美味しい。

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●味付けなまこのネギ油ソース。微妙。

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●生ホタテと青葱の四川唐辛子ソース。 普通。

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●ぼたん海老の紹興酒漬け。 これは美味しい。

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●くらげの和え物、これは平凡ですが紅唇大根の千切りが載っていました。

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●口水鶏、よだれ鳥。 いつもより辛め。

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●続いてふかひれの姿煮 重箱の饗宴、と題して、曾シェフと井上シェフのふかひれ勝負。右が曾シェフ、左が井上シェフ。

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●こちらが曾シェフによる料理で「四川秘伝ふかひれ姿煮 酸辣ソース」。 これがなかなか辛かった。 すごく辛いというわけではないのですが、後からじわじわと辛みが効いてくる感じ。 そもそも四川ではふかひれなんかとれないから、本来ふかひれ料理なんかほとんどないけど、四川料理お得意の酸辣ソースを使ったふかひれ料理ということです。 まずまずですが凝った割にはたいしたことがない。

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●井上シェフのふかひれ料理はこちら。 「上海秘伝ふかひれの姿煮 濃厚鶏白湯ソース」。 こちらはごく普通のふかひれの味です。 創作的ではありませんが、確実に美味しい。

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●途中でなぜか尺八と箏の生演奏が入りました。

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●次は海老料理の食べ比べ。 右が曾シェフ、左が井上シェフ。

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●曾シェフのは「甘くて酸っぱい四川風海老の炒め物」。 悪くはありませんが、凄い!という感じはしませんねえ。

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●井上シェフのは、前のふかひれ同様、定番の辣子鶏の海老版、海老の重慶唐辛子炒め。 素直に美味しいです。 それにいい唐辛子を使っています。

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●次は活あわびの蒸し物 桜海老の風味。 井上シェフ入魂の一品か? 季節の筍が添えられています。 桜海老がまたいい香りを出しています。 力作ですが、しかし何かイマイチ味にピリッと締まりがないかなあ。

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●メインは和牛ステーキ星のソース。 私はこの料理が嫌いです。 どうしてこんなもの出すんだろうといつも思いますが、後から聞いたらどうやらシンガポール本社の指令なのだそうです。 もちろん星のソースというのはシンガポールの古い漢字名「星」に由来するあちら独特のソースですが、肉がランプみたいなところで脂身がなくてボソボソしていて美味しくないし、売りのソースもはっきり言ってたいして美味しくない。 せっかく四川料理を食べに来たのですから、肉料理なら水煮牛肉でも出せばいいのにねえ。 肉好き人間の私としてはいつも不満に思い、塚田支配人にも伝えてありますが、本社の意向では仕方ありません。

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●最後の魚料理は、金目鯛の泡辣椒ソース。 これは正宗四川料理で美味しかったです。

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●お食事は、麻婆豆腐と本場の汁なし担々麺。 麻婆豆腐はこんなものでしょう。 汁なし担々麺は、本場風ではありますが、成都で食べた正宗担々麺に比べるとへなちょこ担々麺のイメージかな。

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●デザートはこちら。 苺のココナッツ団子とデコポンゼリーとミルクプリンの2層仕立て。 デコポンゼリーは先日の蘭の会でも出てきましたが、どちらも美味しいです。 四川料理風なデザートではありませんが、美味しければ良しとしましょう。

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●最後は塚田支配人と曾シェフ、井上シェフが挨拶をして終わり。

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●昨年、一昨年よりは良かったけど、もう少し料理に期待したいところです。