老後の楽しみ:年に1回ファーストクラス世界一周

ワンワールド・エクスプロアラーによるファーストクラス世界一周旅行のほか、レストランでの食事や老後に備える準備などの備忘録です。

モザンビークのビザ申請@2018年3月22日

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 ●番外編ですが、本日午前中に世田谷は桜新町にある在日本モザンビーク共和国大使館へ行って、ビザの申請をしてきました。 大使館到着時からいかにもモザンビークなのかなぁという事態が発生して面白かったです。

●昨年移転したモザンビーク共和国大使館は、東急田園都市線桜新町駅から歩いて10分足らずのところにあります。 私の自宅からは地下鉄・永田町乗り換えでドアトゥドアで約50分程度。

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●とにかくいやらしいのは大使館のビザ受付営業時間。 申請も受領も平日の9:30~12:00のみというところ。 やる気のなさが見え見えです。

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●さて今朝は9:15頃に桜新町駅に到着。 もう通勤ラッシュも最終盤。 永田町からは座って行けました。

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●もう一つ面倒なのはビザ料金の支払い。 ビザ申請の日と同日に振込を行い、振り込んだことを証明する「振込明細」を提出する必要があります。 つまりオンラインでの振込は基本的にはダメ。 ATMか銀行窓口で振込なさいということのようです。

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●もっとも実際に大使館のビザ担当の女性に聞いてみたところでは、絶対にオンラインでの振込ではダメ、というわけでもないようでしたが。

●今回はおとなしく桜新町駅構内にある三菱東京UFJ銀行ATMで振り込んで、明細書をゲットしてから大使館に向かいました。

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桜新町南口を地上にでると、サザエさん銅像がお出迎え。 「サザエさん通り」というのがあるようです。

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●このあたりなかなか小洒落た住宅街の印象です。 7~8分ほど歩くと、本当に「サザエさん通り」がありました。

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●その先には「長谷川町子美術館」がありました。

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●で、モザンビーク共和国大使館はその長谷川町子美術館のお向かい。

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●白壁の普通の住宅のようにも見えますが、国旗とモザンビーク共和国大使館というプレートが貼ってあったので大使館と確認できました。

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●早速ドアベルを鳴らしてみます。 しかし応答なし。

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●もう一つドアがありましたので、そちらの方のベルも鳴らしてみますが応答なし。 もちろん9:30は過ぎていますが人の気配がありません。

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●二つのドアのベルをそれぞれ何回か鳴らしてみましたが全く反応なし。 やばい!今日はひょっとしてモザンビークの何かの祝日にでも当たっているんだろうか?などという危惧も浮かんできます。 でももうビザ代金8500円は支払ってしまったし..... ホームページには「料金は返却しない」と明記してあったし.....?!

●仕方なく向かいの長谷川町子美術館の方に回ってみて、大使館の様子をそちらの側から見てみますが、やはり人の気配が感じられません。

●そのうち国道246号線方面の道から日本人男性1人、日本人女性2人が連れだって歩いてきましたので、私は美術館の隣の公園に入ってやり過ごします。

●そしてもう一度モザンビーク大使館正面入り口へ戻ると、先ほど歩いてきた3人組が何と大使館入り口への階段を上って、上でたむろしています。 もちろん私は声をかけてみました。 すると彼らは大使館の職員らしいのですが、大使館の鍵を持った人がまだ来ていないので、大使館には入れないとのこと。

●聞いてみるとどうやら1時間以内には鍵を持った人が来るようです。 うーむ、大使館職員も待っているならというわけで、仕方なく私も大使館周辺で待ちます。

●すると思ったよりも早く、10分ほどすると大使館の公用車と思われる車に乗って、鍵を持った大使館員と運転手が到着。 やっと中に入れました。

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●そこから先は先ほど外で待っていた3人の中の1人である日本人のビザ担当の女性が対応してくれたので、手続きはすぐに完了。

●ビザ料金の領収書とビザの受取証をもらって手続き完了。

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●それにしてもビザ料金はずいぶんと高くなりました。 私なんか急いでいないから通常申請なので最安なわけですがそれでも8500円。 これでビザ発給までに10営業日もかかる! 緊急申請だと2~3営業日でできますが、料金は1万2000円! 特急申請だと1営業日でできますが、何と1万6000円! 暴利です。

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●まして今回の私の場合なんか、実際には入国とはいってもトランジットなんですけどねえ。 ま、モザンビークくんだりに行くようなヒマな日本人は、1年にそうそういないでしょうから、こんな状況なんでしょうね。

●今調べて見たら昨年私が現地で取った到着ビザは37USDでしたが、そちらも今は50USDくらいに値上げになっているようです。

●一つの手は、ビザなしで強引にトランジットを主張すること。 これは以前スーダン、カルツーム空港でやりましたね。 ただしあの時はこちらも決死の覚悟で、チェックインラゲッジなど無しの身軽な態勢で行きましたが、今回はMPMトランジットの前にローマで5泊も滞在するので、チェックイン荷物無しでというわけにもいきません。

●そのうえもちろん今回もMPMでトランジットする時のチケットは別切りPNR。 これが同一PNRだったなら、まだ可能性はあります。 荷物をJNB-xMPM-xDOH-xCDGとそのまま流してもらうようにすれば、MPMでのトランジットは身軽になります。 それならスーダンでの時のように、強引なトランジットも可能だろうと思いますし、私なら多分そうするでしょう。

●しかし今回は実際にはトランジットとはいえ、別切りチケットなので、どこまで対応してもらえるか不明。 そんなときにMPMみたいなところでチェックイン荷物のケアをするのはかないません。

●しかもMPM発DOH行きのQR便が2時間も出発時間が早まるという予想外の事態もあって、今年も到着ビザを取って切り抜けるという奥の手も下手をすると危なくなってしまいました。 というわけでさすがに今回は諦めました。 ここは私も観念して、おとなしく事前にビザを取ることにしたという次第です。

●というわけで本日午前中に無事モザンビークのビザを申請して、10時45分頃自宅に戻りました。