老後の楽しみ:年に1回ファーストクラス世界一周

ワンワールド・エクスプロアラーによるファーストクラス世界一周旅行のほか、レストランでの食事や老後に備える準備などの備忘録です。

グリーン・キューブとペットボトルで水耕栽培

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 ●一昨年あたりから「U-ING GreenFarmCube」という水耕栽培キットをポケットマネーで買って、仕事場でバジル栽培をしています。
http://www.greenfarm.uing.u-tc.co.jp/cube/

●まずはキットに付属の特殊な種と栄養液をそのまま使ってお試し。 キットの天井にはLEDライトがついていて、設定により1日16時間とか人工照明を当てることができるので、日当たりのないところでも栽培できるということです。

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●数日すると芽が出てきて、大きくなってきます。

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●1ヶ月もするとこの通りの豊作。 新鮮で虫のつかないバジルを自宅に持ち帰って、パスタやピッツァなどに使いました。

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●ところが2回目に付属の種ではなく、Amazonから仕入れサカタのタネ(バジル)を使って同様にやってみたところ、これがなぜかあまり芽が出ず、大きく育ちません。 ちなみに栄養剤は、近くのホームセンターで買ったハイポネックス

●3回目にもう一セット残っていた付属の種を試してみましたが、これまた生育せず。

●いろいろネットで調べて見ると、栄養剤はどうやらハイポニカというのがいいらしいと聞きつけ、それを購入。 さらに自宅に余っていたメネデール(たぶん芽と根が出ることから命名されているのでしょう)という栄養剤を追加して同じくサカタの種で4回目の挑戦。

●すると今度は無事に芽も出て、根もしっかり張って十分に成長しました。 それどころか、週に1回、栄養剤を取り替えて与えながら、水やりをしているだけで、昨年春から同じ種のバジルが枯れもせずに、もうすでに10ヶ月もずっと生育してきています。 もうほとんど雑草のような生命力。 毎週末とか休みの前などに摘み取りをして、パスタやピッツァに使っていますが、摘んでも摘んでもまた生えてきます。 もうスーパーマーケットなどでバジルの葉っぱを買う気などおきなくなってしまいました。

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●さてバジルの成功に気をよくして、今度は、ペットボトルを二つに切っただけの自作水耕栽培機を作って、ミニトマトの栽培にも挑んでみました。

●小さい500mlボトルと大きめの2リットルボトルの2つを作って、100円ショップで買ってきた市販のミニトマトの種を植えておいたら、

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●やはり数日で芽が出てきて、徐々に伸びていき、どんどん大きくなってきました。

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●そのうち割り箸程度の支柱ではとても間に合わないほどに成長してしまいました。

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●そしてそのうち黄色い花が咲いて

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●またしばらくすると、何と青いミニトマトの実がなっているではありませんか!

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●しかしこの青いミニトマトが赤くなるまでには、意外と時間がかかりました。 しかしある日ついに、青い実がミニトマトの赤い実に変わっていました。

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●摘み取って食べてみると、結構糖度の高い美味しいミニトマトでした。

●その後、さらに1個の赤いミニトマトが収穫できましたが、その後はまだ青い実のままのものが数個、花もさらに咲いてきています。

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●それにしてもこんな簡単な自作キットでも水耕栽培ってできるものなのですね。 もちろん収量は全然少ないのですが、こちらはほとんど楽しみでやっているので、別に問題はありません。

●最近はオランダあたりでこうした水耕栽培の自動生育工場が発達しているらしく、あんな国土の狭い国でありながら、今や金額ベースでは世界第2位の食料輸出国なのだそうです。 最近は日本でもテレビで似たような水耕栽培の地下工場が紹介されたりしていますが、農業もだんだんとこういう方向に行くのかもしれませんね。